土井けいじの徒然なる読書記録。

読書大好き土井けいじが、本を紹介していくブログ。

土井けいじのプランナー向けオススメ漫画 ドラゴンボール

おす!おら土井けいじ!


―普段は静かに書き始める僕のブログですが、今回は少し”元気な”始め方をしてみました。


漫画好き、アニメ好きの方は、この名乗り方でもう、今回ご紹介する作品がお分かりなのではないでしょうか?


さて、今回ご紹介する作品は、世界中に散らばった七つの球をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝と、主人公・孫悟空(そん・ごくう)を中心に展開する、「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画!

名前だけならば、日本人なら老若男女全員が知っている!そう、今回は『ドラゴンボール』を、孫悟空になりきってご紹介します。


まずは事前情報!単行本の発行部数は完全版(2000万部)を含み国内で1億6000万部以上!

全世界累計で2億6000万部を記録しているぜ!本の冊数だけならば日本人口よりも多いことになるぜ!


その他にも、

・アニメは10年間連続平均視聴率20%以上

・世界80カ国以上で放映(フランスでは最高視聴率87%を記録)

・「世界で最もビデオゲーム化されたコミック」としてギネス世界記録に認定

・ハリウッド映画化(→これは功績っていうより・・・触れないでおこう)


と、数々の伝説を作った、世界中にファンがいる大人気漫画なんだぜ!


作者はみなさんご存じ、鳥山明先生!


愛知県西春日井郡清洲町生まれ、人の姿をした神。


1978年に週刊少年ジャンプ(集英社)にて「ワンダー・アイランド」でデビュー!

以降、短編数本が掲載されるも大きな反響を呼ぶことはなかったけど、1980年に担当編集者のアイデアを受けて連載を始めた「Dr.スランプ」でブレイクを果たしたんだぜ!

みんなご存じアラレちゃんなんだぜ!


Dr.スランプ」の人気を引き継いだ「DRAGON BALL」は、単行本のシリーズ累計発行部数が3億部を越える超人気作となり、ゲーム化などのメディアミックスも多数、アニメは世界40ヶ国以上で放映と、輝かしい記録の数々を打ち立てたんだ!スッゲーな!!


作者が同じということで、アニメ版のドラゴンボールには何度かアラレちゃんが登場してたりするんだぜ!


個人的には、ドラゴンボール超に久しぶりにアラレちゃんが登場した時の、ベジータとの絡みや、前作の登場を踏まえた悟空との久しぶりの会話が胸熱で好きなんだぜ!


鳥山先生は他にも、ドラゴンクエストシリーズなどゲームのキャラクターデザインでも有名なんだぜ!


今更ドラゴンボールのストーリーを説明する必要はないと思うが、いちおう説明しておくぜ!


昔々あるところに孫悟空というお尻に尻尾の生えた少年がいて、おじいちゃんの形見である宝玉を大事に飾ってたんだ!


するとそこに、ブルマっちゅう当時の男性読者を釘付けにした女の子がやってきて、その玉を譲って欲しいっちゅうんだ!

なんでもその玉は、7つ揃えるとなんでも願いを叶えてくれる神龍(シェンロン)を呼び出せるという玉【ドラゴンボール】らしい!

紆余曲折あって、孫悟空とブルマがその玉を集めるために世界中を旅するというバトル【ギャグ漫画】なんだぜ!・・・


アニメや漫画を最初から見たことがない人からすると、え?ギャグ漫画だったの?バトル漫画じゃないの?ってなるかもしれねえが、本編にはたくさんのギャグ要素が散りばめられている。漫画ではいささか控えめだが、アニメの中では漫画では描かれていないオリジナルストーリーがたくさん放送されていて、中にはエッ○なシーンも登場する回が数回あって、かの有名な南米平和条約ではお茶の間でドラゴンボールを見ることを禁止されたんだとさ!


ドラゴンボールでは、もちろん主人公サイドの仲間たちも非常に魅力的なんだが、敵キャラクターもめちゃくちゃ魅力的なやつがたくさんいて、ファンもめちゃくちゃ多いんだ!


中でもフリーザやセル、魔神ブウは、初登場時圧倒的な強さから当時の視聴者たちは悟空たちと同じ絶望感を味わったんじゃないだろうか!もうおしまいだぁって!

そしてそんな強敵たちの共通点は【変身】。ただでさえ強い敵たちに、やっと力が追いついたと思ったら、さらに変身までして、より圧倒的な強さを見せつけてくる。


その情景を自分自身の現実に重ね合わせる人も数多く存在したのではないだろうか。


『やっと期限内に仕事が片付いた、え!?トラブル?』

『課長に提案書が通ったと思ったらまさかの支店長から方針転換の命令』

『明日だと思っていた期日が実は今日だった』

※全て筆者の実体験です


そんな厳しい現実が目まぐるしく襲ってくる毎日だけど、

『悟空だってフリーザとこんな気持ちで戦ってたのかもな、』

『セルが実は生きていた時、悟飯もこんな感情を抱いていたのかもな、』

と勇気づけられた人は、俺も含めたくさんいたのではないのだろうか。

俺はそんな現実に直面した時は、ドラゴンボールを読み返したんだぜ!


他の漫画では、敵キャラクターにも家族がいて、とか

敵にも守るべきものがあって、、とかそういう展開がある漫画もあるが、

ドラゴンボールの敵キャラクターたちは基本的に、純粋に自分の強さを証明してやりたい、

とか宇宙を征服してやりたい、とかめちゃくちゃシンプルだ!


悟空の戦う理由も、強いやつと力比べしてやりたい!

そんな敵味方に共通するシンプルかつ明快な理由が、実に潔く清々しい!


戦って、勝ったり負けたりして、敵が仲間になって、仲間を守るために戦って、

友情が芽生えて、修行で強くなって、またリベンジして勝利する。

そんな王道のストーリーが、大人も子供もわかりやすく夢中にさせてくれ、世界中の人から愛され続ける理由なんじゃないかな!


次々と現れていくライバルたちが、次の強敵を倒すために主人公たちと共闘し、仲間になっていく!

ベジータやピッコロなんかも、最初は地球にとっての脅威となるような敵だったんだぜ!

今ではお馴染みの弱いキャラ認定されちまってるヤムチャも、最初は悟空のライバルだったんだ!


脳科学者の茂○さんの著書『ドラゴンボールで鍛える80代の脳トレ』では

まずは40歳になったヤムチャと青年期の悟飯の区別から始めよう、と言われているくらいに雑魚キャラ扱いされちまってるけどな!


ごめん!本も内容も著者も全部嘘だぜ!


後のジャンプ漫画や(銀魂とかだと丸々ドラゴンボールみたいなパロディ回が存在したりする)少年漫画に大きな影響を与え、リスペクトやオマージュされてるんだぜ!


ところで、かめはめ波を一番最初に撃ったのは亀仙人なんだぜ!アニメや漫画を知っている人は当然知っていると思うが、女の子は知らない人も多いから是非合コンとかで使ってみてくれよな!まずドラゴンボールの話で人によってはドン引きされるかもしれないけど!!


かめはめ波はおそらく世界で一番叫ばれている技ではないだろうか!

そしていろんなアニメやドラマでも、ここでは上げきれないほどのセリフや技がオマージュされてるんだぜ!


クリリンのことかー!』

『私の戦闘力は53万です。』

『おらワクワクすっぞ!』

『私と共に完全体を作り上げようではないか』

『よけろ!ナッパ!!』などなど

 

年上の上司となかなか仲良くなれない若い男性諸君はぜひここらへんの台詞をアレンジして使ってみてくれ、もしかしたら上司との距離が縮まるかもしれないな!


そんなドラゴンボール、まだ見たことがない人は漫画やアニメ好きならば絶対!そうでない人も一回は見てくれよな!

多分、『あれ、このセリフどこかで聞いたことある?』ってセリフがどこかにあるかもしれないぜ!!


と、ガラでもなく、アニメキャラになりきるという挑戦をしてみた、土井けいじでした。