おすすめ本①レビュー記録本編
みなさん、こんばんは。土井けいじです。
前回の投稿ではオススメ作品の作品、「リッチウーマン」の大まかなオススメポイントを述べました。前回の投稿をまだ見ていない方はぜひそちらも見てみてください。
https://kgmanga1211.hatenablog.com/entry/2023/05/02/093804
今回はチャプターに分けて中身を見つつ、それに対する私の価値観をみなさんと共有出来ればと思います。
今回もオススメする作品は「リッチウーマン」です。
同じ内容の本でも、読む人が違えばそれぞれの価値観で考察が出てきますよね。その価値観を他人と共有すれば自分の中に新たな価値観が芽生える、これこそ、本の面白いところですね。
それでは話を戻して中身の方に入っていきましょう。
第1章から3章までは4人の女性の会話からそれぞれのこれまで生きてきた背景とそれによって得られた今が描かれています。
この4人もやはりそれぞれ価値観が異なっています。
円満離婚をしてシングルマザーとして働いていたり、子供はいらないから仕事一筋で人生を送っていたり、はたまた両方充実させていると思っていたのに予想外の事実に仕事を諦めざるを得なかったり…。
様々な人生をそれぞれ歩んでいましたが、3人に共通しているのは「後悔しない生き方をする」というものでした。そこから4人目の女性(この本の筆者)の話に移っていきます。働き方について知ったと同時に、時間やお金を管理下に置けることを知った筆者はそれをほかの3人に話します。
第4章以降は筆者のお金や仕事に関する価値観がメインに盛り込まれています。
ここでのキーワードは「経済的に独立した状況を作る」というものです。統計でも女性は経済的にハンディを負いやすい、という結果が出ており、女性こそお金に関してしっかりと学んでおくべきだ、というのが筆者の考えです。
私自身もこの本を読んで、稼ぎ方や人生設計における価値観を新たに見出すことができました。
たしかに、お金が理由で選択肢が潰れてしまったり、何かを諦めなければならなくなってしまうのは非常に勿体ないし、後悔しない人生を生きる、という価値観が何より素晴らしいなと感じました。
「今が楽しければ何でもいいや」と思っていたり、「現状に満足してるから今後のことはまだ考えなくていいや」と思っている方にこそ、ぜひ読んでもらいたい1冊になりました。
みなさんがこの本を読んでどのような思いを持ったのか、みなさんの価値観をぜひ共有出来たらなと思います。
次回はまた違う本をオススメさせていただきます。それではまた。